先日の記事で「伊藤塾の論文模試を受験します!」と宣言しましたが、約1か月で何ができるのでしょうか?
再掲ですがメリットは下記5つになります。

自分なりに「今回の模試の得点戦略」という切り口で今日は書いてみましたので、ご覧ください!
また、「私も受けます!」という方がいらっしゃったら、お声がけいただけると嬉しいです!
目次
①時間というリソースは有限という真理
時間がとにかく足りない、というのが一番の悩みになります・・・。
専業受験生であれば「1日12時間×35日=420時間」と時間があるように思えて羨ましいです・・・。
時間というリソースがとにかく限られている会社員の最大の課題は「時間効率」だと思います。
有限だからこそ、その中で最大効率のパフォーマンスを発揮しなければなりません。
普段の仕事も「勤務時間」や「人材」、「資金」といった限られたリソースの中で最大限の成果を出さなければなりません。むしろ「潤沢にリソースがある」方が珍しいですし、資源が限られるからこそ「創意工夫」が生まれるのではないでしょうか?
②目標は「最低ラインでの合格」
そこで着眼するのが「得点」です。
模試とは言っても一つの「試験」です。試験で重要なのが「いかに得点するか」だと思います。
ひとえに「合格」といっても最高得点で合格する人もいれば、最低ラインで合格する人もいます。
ですので、時間が限られるからこそ、「最低ラインで合格する!」ということが時間効率の観点からは最も有効な目標だと考えられます。
③もしも1か月で論文式試験合格を目指すなら
論文式試験の得点から考えてみようと思います。
過去5年間の論文式試験の合格最低点は下記の通りです。

参照:法務省HP「司法試験予備試験の結果について」(法務省:司法試験予備試験の結果について (moj.go.jp))
5年間の合格最低点の平均は小数点以下切り捨てで、「238点」。
満点が500点ですので、得点率にして47.6%です。
5割弱の得点で合格することが可能です。
④得点配分で考えてみる
論文式の科目は「憲法/行政法/刑法/刑訴法/民法/民訴法/商法/法律実務基礎科目(民事・刑事)/一般教養」で、各科目50点満点となっています。
(このうち、来年度の試験では一般教養が廃止され、「選択科目」が導入されます)
ここで注目したいのが「法律実務基礎科目」です。
結構受験される方の中でも「法律科目は勉強してるけど、法律実務基礎はあんまり対策できていない」という声を聞くことがあります。
そして、この科目はなかなか「得点効率」がいいと言われています。
ですので、今回の試験は法律実務基礎を厚めに得点することを目指したいと思います。
かなりザルで安易な考え方だとは思いますが、今回の目標が「合格最低点」ですのでとにかくコスパ重視でいきます!(もちろん法律科目の復習も可能な限りやりますよ!)
⑤私の得点配分はコレだ!
ということで今回の模試で目指す得点配分を下表の通りにまとめました!

得点率順に並び替えます。

「法律実務基礎→下四法→上三法」という順番で得点していく戦略です。
上三法の方を重点的に勉強した方がいいとは思いますが、法律実務基礎科目を今のうちに勉強しておけば、来年の今ごろに慌てなくて済むと思います。
要件事実を勉強することになりますので、民法・民訴法にもシナジーが出てくることをあわよくば期待しています!
⑥さいごに
「短答落ちの人間が何を言っているんだ?」と突っ込まれること間違いなしの内容でしたが、得点効率重視で1か月勉強してみたいと思います!
試験を受ける上で「得点戦略」というのはバカにできません。
あわよくばという皮算用になりがちですが、「勉強の優先順位」や「やらないこと」を決める上で非常に重要だと考えています。特に時間が限られている社会人だからこそ、この「何をやらないか、何を優先するか」という戦略を立てることはマストだと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました!挑戦の毎日を!