資格スクエアの講座で挫折した話①

以前、自己紹介でも触れましたが、私が司法試験予備試験の勉強をするのはこれが初めてではありません。実は数年前に資格スクエアの初学者向け講座を受講していました。

しかし、結局その時の勉強は中途半端(挫折の原因自体は私なので、講座自体を否定するつもりは全くありません・・・)になってしまい、挫折をしてしまいました。講座のレベル自体はとても高く、十分なものでした!

今日はあまり話したくはない、私の挫折体験を記しておきたいと思います。講座選択の一助となると嬉しいです。

結論、一番お伝えしたいことは「受講を決めてお金を支払う前に、きちんと継続できるか真剣に考える」です。(当たり前のこと過ぎますね・・・。)

長くなりそうなので、何回かに分けて記事にしたいと思います。今日は初回記事です。

資格スクエアを受講したきっかけ

予備試験を受けるにあたり、資格スクエアを受講した理由は①講座が安価②講師が吉野先生だったからでした。

①についてはどの受験校と比較しても、業界最安クラスでしたしテキストの情報量や講座の内容と比してもコスパの良い内容でした。

②については私が司法試験を目指すきっかけとなった『司法試験予備試験一発突破ナビ』という書籍の著者・吉野先生が入門講座の先生を担当されていたからでした。元銀行員ということもあり、金融機関勤務の私からしても非常に有意義な講座だったと思います。今も本を読み返して原点に立ち帰りますし、YouTubeやブログも拝見しています・・・。

上記理由で講座を選んだのですが、結果的に今なお合格には至っていません・・・。

(申し訳ないです・・・)

入門講座を1周するだけで精一杯だった

挫折した原因は主に3つです。

①講座のスタイルが合っていなかった

現在の逆算講座がどうなっているのかは不明ですが、当時の入門講座のスタイルは吉野先生がカメラに向かって話す内容を必死にメモするスタイルでした。

しかし、このスタイルは私には合っていなかったようで、大学時代に勉強したことがある上三法(憲法・民法・刑法)あたりまでは何とかついていけましたが、下四法はイメージを掴めませんでした・・・。

個人差はあるところですが、多少内容は高度でなくとも講師が図を用いて板書を行うスタイルの方が私には合っているようです。そもそも試験対策のキモは論文式の問題演習だと思います。

②ペースメーカーがなかった

よく資格試験の講座には、「答練」と呼ばれる問題演習の講座があります。週1~2回、受験校に赴いて、教室で解答し提出して採点・添削をしてもらうスタイルが一般的だと思います(司法試験界隈では辰巳の答練は有名ですよね)。

資格スクエアの講座パックには答練が含まれていませんでした。同校の最大の特徴は「教室を持たないこと」で、それにより発生するコストを抑えて講座を安価に提供することができる、というビジネスモデルです。

しかし、これも私には合っていなかった・・・。一般的に答練をペースメーカーに入門講座の内容を復習していくというのが重要なのですが、そのペースメーカーがないために、「復習をする」という重要なプロセスを機械的に取り入れることが出来なかったのです・・・。

③新入社員はやるべきことが多い

当時はまだ今の会社の新人でしたので、取得しなければならない資格が非常に多く日々の業務内容も覚えることだらけでしたので、司法試験予備試験の勉強に時間を割く余裕がありませんでした・・・。

見積もりが非常に甘かったと反省しています・・・。

確かに自己研鑽は非常に重要ですし、現在の仕事内容にも法律知識は活きています。本来であれば、一定の時間的・心理的余裕がある状態で取り組むべきことだったと思います。時間はある程度工夫で何とかできますが、新入社員であり会社員としてのペースをうまく作ることができていないという、心理的余裕がなかったことが一番の要因でした。

上記①~③にプラスして生来の怠け者が掛け合わさることで、結局入門講座を1周することしかできず、大金を無駄にしてしまいました・・・。

(続く・・・)

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