社会人になるとよく「日経新聞を読んだ方がいい」ということを言われます。
私も入社時から日経新聞を購読し始め、ほぼ毎日朝刊を読んでいます。
そんな私の新聞の読み方をみなさんに紹介したいと思います。東大卒サラリーマンが教える「東大式新聞の読み方講座」です!(笑)
目次
新聞のメリット/デメリット
ただ、Yahoo!ニュースなどのネットメディアが発達した今日においては「新聞はオワコン」という言葉を聞くこともありますが、本当にそうでしょうか?
確かに新聞はネットニュースと比べて「速報性がない」「有料である」「紙がかさばる」等のデメリットがあります。しかし、メリットもあります。
【新聞のメリット】
- 信ぴょう性が高い
- 重要なニュースをソートしてくれる
- 興味のない記事も目に入る
この3つが新聞のメリットだと思います。信ぴょう性が高くなければ新聞の意味がないですが、最も大きな特徴は社会経済にとってインパクトの大きいニュースを右上から大きめの記事で並べてくれることが最も大きな新聞のメリットの一つだと思います。
①仮説を持って読む
私は自分なりの仮設を持って新聞を読むように心がけています。
例えば昨今話題の「カーボンニュートラル」「SDGs」「ESG投資」というキーワードから、「一部上場企業を中心に、SDGsの中の特に『環境保護』に関しての取り組みを具体的に進めていくことができた企業は、機関投資家などからの資金調達を積極的に受けることができ、売り上げを伸ばしていくのでないか」という仮説を持って、毎朝の朝刊を約1時間ほど読むようにしています。
②ニュース/特集記事を区別する
ひとえに新聞記事といっても、様々な種類の記事が掲載されています。
個人的にはニュース記事よりも、新聞社の記者が独自の取材を行って記事化されている特集記事を読むことが好きです。
(余談ですが、新聞社ごとに「カラー」が異なっているので、特集を組む内容が異なっています。2誌以上紙で購読するとこの辺りの比較ができてより面白いです)
事実と事実の間を、新聞社・記者なりの仮説でもって取材を行い、まとめている記事になるので、①で紹介をした「仮説」の構築の好例となります。
③定期的にアウトプットを行う
新聞をただ読んでインプットしているだけの場合、その効果は半減してしまいます。どんな形であれ、①の仮説をアウトプットすることはビジネスパーソンとして必須スキルの1つだと私は思います。
Twitterを利用していれば、たとえば新聞記事についてのツイートを行うということです。また会議や打ち合わせの場面でも、自分なりの仮説を紹介することは、他の参加者からも「やるな!」という印象を持ってもらえます。
まとめ
ここまで、東大式の新聞の読み方3選として紹介してきました。
①仮説を持って読む
②ニュース/特集記事を区別する
③定期的にアウトプットを行う
ただし、これら3つの方法が正解だとは思っていません。自分なりの仮説を持っていたとしても、それが間違っていることはよくあります。
たとえ間違っていたとしても、自分なりの意見(「私は~と考えますが、いかがでしょうか?」)を会議体で発言できるか否か、ということを発言することが重要です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!挑戦の毎日を!