本日の記事は「引き算の発想」で生産性の高い日々を過ごそう、という趣旨で書きました。何か日々の生活や仕事に役立つヒントになると嬉しいです!
目次
日経新聞の記事まとめ
先日の日経新聞の記事に興味深い内容のものがあったので紹介します。
現代人は「引き算」が苦手で損をしている、という内容の記事です!
- 【記事内容まとめ】
- 人間は「引く」ではなく「足す」ことで問題解決を図る傾向がある
- 「引く・処分する」ことは大きなエネルギーを消費してしまう
- 引き算が上手くいった好事例は「ストライダー」と「iPhone」
- しかし大切なものまで「引き算」することには注意が必要
- 出典:2021年5月8日付日本経済新聞朝刊
- 現代人は「引き算」が苦手 労働や環境問題、解けぬ一因: 日本経済新聞 (nikkei.com)
【ストライダーイメージ】

筆者の感想・実践例
この記事を読んだときに感じたのは、「確かに足し算するけど『引き算』という選択はあまり取らないなぁ」というものでした。
何か問題に直面すると人間はつい追加したり付け加えたりして解決を図ろうとしてしまいがちです。
例えば本棚の整理をする時に、本が入りきらないからと新しく大きなサイズの本棚を購入する、などが典型です。
本当の問題は収納スペースではなく、「本が多すぎる」ということであるにも関わらず、「本を捨てる」という行為が非常に大きなハードルに思えてしまって、本棚を買うという選択を行っているのです。しかし、これではさらに新しい本が増えてしまって結局は再度新しい本棚を購入することになる、というパターンに陥ってしまいます。
そして、人間は選択肢が多いと迷ってしまいます。
例えばファミレスに行った際にメニューを見て迷ったり、コンビニのお菓子コーナーで迷ったりしますよね。数多くの選択肢から選ぶ決断をするだけで大きなエネルギーを消費します。
「捨てる」「引く」という行為には「選択をする」という行為が含まれており、その行為が想像以上の負荷を脳にかけているのかもしれませんね・・・。
生活/仕事/勉強にどう活かすか
この記事からの学びを一言でいえば「やらないことを決める」ということだと思います。
「引き算」つまり「やらないこと」を決めておくことで「やるべきこと」に集中することや「重要な選択をすること」にエネルギーを最大限使うことができるようになります。
私が心がけていることの一つが「同じ系統の服しか買わない」ことです。例えばジャケット+シャツという組み合わせしか着ない、と決めることで毎朝の「何を着ようか」という選択への負荷を減らしています。
そして、最近私が行っていることは「お風呂場の明かりを消す」です。
私は毎晩、湯船に浸かって仕事や趣味、勉強について考える時間を取るようにしています。そんなお風呂場は意外とシャンプーやボディソープなどの容器が多く、明かりがついていると資格情報として目に入ってきてしまい集中が阻害されると感じます・・・。
そこで、お風呂場の明かりを消して入浴をすることで良質な「考える時間」を取ることが出来るようになったと感じています!
具体的アクションプラン
ここまで感想や個人的に心がけていることも含めて書いてきましたが、最後にみなさんも今日から使えるアクションプランを考えてみましたので、ご自身の生活に取り入れられそうなものを実行してみてください!
- 【アクションプラン】
- 物を買う際に、不要な物を捨てることも考える
- 新しいことに挑戦したら既存の習慣で不要なものを削る
- 通勤カバンから不要なもの・余計なものを取り出す
私はブログを書く、という新たな挑戦のために楽しみにしていた漫画雑誌の購読をやめることにしました。購入しておいて後でまとめて読む、という選択肢もありましたが収納スペースを考慮して、マンガ喫茶等でコミックスをまとめ読みしてもいいかな、と思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございました!挑戦の毎日を!