令和3年度の司法試験が今日から始まりましたね・・・。
来年の予備試験に合格出来れば、最短で2年後のこの時期に受験することになります!
(頑張って挑戦権を得られるようにしたいものです)
改めて、会社員が文系最難関ともいわれる司法試験を目指すメリットをまとめてみましたので、挑戦しようかどうか迷っている、とか勉強中だけどモチベーションが維持できなくなってきた、という方、特に社会人受験生の方に読んでいただけると嬉しいです。
(一緒に合格目指して頑張っていきましょう!)
目次
①キャリアチェンジの希望が叶う
実際の私の体験を紹介します。
この4月から希望が叶って法務系の部署に異動することができたのですが、実は前の部署の上司に「司法試験合格を目指して勉強をしていますので法務系の部署を希望します!」と面談や日ごろの雑談の中で伝えるようにしていました。
そのメッセージが伝わったのか、今までの営業系のキャリアとは別のキャリアに移ることができました。
ハッキリと口頭で伝えることが大事だな~と実感できました・・・。
(元上司には「絶対合格しろよ!」とクギを刺されていますが・・・笑)
②勉強する習慣が身につく
当たり前ですが、勉強しなければ合格できない試験ですので、勉強する習慣がつきました。
とはいえ忙しい日や気分がどうしても乗らない日もあります・・・。
そんな時は思い切りハードルを下げて、「継続して勉強する」ことを目的にすることで乗り越えることができました。
例えば、繁忙期で朝から晩まで仕事をしないといけない時は「1分だけでもテキストを開く」という感じです。絶対にクリアできるような目標で継続していきます。
もちろん、それだけで合格は絶対にできませんので、元の週20~30時間勉強ができるように週末を利用するなどしていきます。
③用語や言葉の定義に敏感になる
ふとした仕事やプライベートの場で気になった言葉を調べたり定義を明確にしたりするクセが地味についてきました。
例えばビジネスシーンで「スコープ」という言葉が多用されがちですが、必ず使っている相手の意図を明確にするようにしています。カタカナ語は人によって定義や趣旨が曖昧なので、どんな意図で使用している言葉なのかを明確にするようにしています。
意外と無意識で流してしまいがちなところですが、後々の仕事の手戻りを考えて言葉の定義には敏感になってきました!
④効率的な方法を考える習慣がついた
とにかく時間を作って勉強がしたい、というのが社会人受験生がいつも悩む部分です。
そこで1分1秒でも時間を効率的に使おうという努力をするクセがついてきます。
例えば、エレベーターに乗り込んだ際に「行き先階のボタンを押す」→「『閉』ボタンを押す」とするのではなく、「『閉』ボタンを押す」→「行き先階のボタンを押す」という従来とは逆の方法に変わりました。こうすることで、ごくわずかですがエレベーターに乗っている時間を短縮することができるようになりました。
もちろんほんの僅かの時間に過ぎないので意味がないだろう、という意見もあると思いますが、大事なことは「ちょっとした行動で時短ができる」という方法を考え行動することだと思います!
⑤金銭的・精神的ストレスが少なく勉強ができる
専業受験生は時間を社会人受験生よりも使うことができるので、試験対策上は非常に有利です。しかし、専業の場合は「お金が足りず親に無心している」「落ちたらただのニートになってしまう」等の悩みがあるのではないでしょうか?
この点、社会人は働いているので、たとえ不合格だったとしても収入が途絶えたり会社での地位が危うくなったりするわけではありません。
金銭面・精神面で悩まずに試験勉強ができることは大きなメリットなのではないでしょうか?
もちろん社会人受験生は別の悩みが出てきますが・・・(例:家族の協力・勉強時間の確保)
次回は「会社員が司法試験を目指すデメリット」について書きたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!挑戦の毎日を!