昨日の記事で「会社員が司法試験を目指すメリット5選」を紹介しましたので、本日は「デメリット5選」も紹介したいと思います。
昨日の記事リンクを貼っておきますので、こちらもご覧ください!
会社員が司法試験を目指すメリット5選 | 東大サラ夢ブログ (syajinhappyray0201.com)
社会人だけど、働きながら司法試験を目指すのは実際どうなの?という方向けの記事ですのので、参考にしていただけると嬉しいです!
目次
①遊び・旅行に行く時間がなくなる
デメリットの一つ目は「遊ぶ時間がなくなる」です。
たとえば週30時間勉強しようと思うと、平日は3時間の勉強、休日は8時間程勉強時間に充てる必要がでてきます。
週30時間勉強のモデルスケジュールを考えてみました。
【平日】
あさ7時に起床して、8時~9時で朝勉、9時~19時で仕事、21~23時で夜勉
【休日】
あさ7時に起床して、8~12時の4時間、13~17時までの4時間で勉強
これで週30時間が確保できますが、平日はほぼ遊ぶ時間がありません。
休日は余裕があるように見えますが、実際は平日に残業続きのことも多く、週末でまとめて勉強することになりがちなので、なかなか週末も余裕がありません。
合格までの2~3年の辛抱だ、と自分に言い聞かせるほかないですね・・・。
②人付き合いが悪くなる
勉強時間確保のために会社や大学時代の友達と遊ばなくなりました!笑
人から「ゴルフに行こう」や「旅行に行こう」と言われても、「勉強してるから行けない」と断ることが多くなっています。
そもそも現在はコロナ禍で「遊ぶ」こと自体がリスクを伴うものになっているので、仕方ない部分はあるかもしれませんね。
確実に人付き合いが悪くなっているのですが、逆に本当に大事な人との時間を重視するようになってきたかもしれません。
たとえば帰省した際には、勉強のことは忘れて両親との時間をゆっくりと過ごすようにしています。
結婚しましたので、親と話をする時間はなかなか取れなくなってしまう可能性が高いです。
実は親との時間は人生にとってとても貴重な時間だと思っています。
③お金がかかる
初学者向けの講座パックを申し込むと、教室を構えている伊藤塾やLECのような受験校の場合で約100万円、オンラインメインの資格スクエアやアガルートといったところでも50万円以上かかる(プランによってはこれらの受験校でも100万円を超えてきます)ので、大変高額です。
これにプラスして辰巳等で答練を申し込んだりテキスト・問題集を購入したりするとさらに出費がかさみます。
司法試験は「資本試験」とも揶揄されるほどにお金がかかる資格試験の筆頭ともいえるでしょう。
確かに大学生よりも社会人の方がお金があるのは事実ですが、それでもボーナス1~2回分が飛んでいくことには驚きを隠せません・・・。
④仕事との両立に悩む
日中で仕事をしながら、朝晩で司法試験の勉強をすると「仕事を辞めるか休むかして専業受験生になりたいなぁ・・・」と思うことが何度もあります。
仕事自体も入社したての頃よりもできること・任せてもらうことも増えてきて、やりがいも出てくる頃合いです。
やらされる残業ではなく、「もう少し完成度を上げたい」と思って前向きに仕事に向き合う結果として残業が夜遅くになってしまうことも出てきます。
確かに勉強時間は専業受験生よりも少ないです。しかし、仕事をするようになってからより試験科目(特に民法・会社法)への理解が深まるようになったことも事実です(大学生の時よりも会社法については実務で使うこともあり、理解が進みました!)
両立に悩んだら、「まずはやってみる」ことが重要です。まずは仕事と両立して勉強することを目指し合格する自信や経済的余力がついてきたら、休職や退職を視野に入れてもいいかもしれません。
そのときは会社で定められたルールに従って、上司と相談することをおすすめします!
⑤勉強しないことに対して罪悪感を覚えてしまう
勉強をしていない自分に対しての嫌悪感や罪悪感を抱くようになりました。
例えば空き時間にSNSやYouTubeを漫然と長時間見てしまった時に、「俺は何をやってんだ・・・」と後悔することが多くなりました。
しかしながら、司法試験を受験すると決断したのは自分ですし、息抜きといいつつ漫然とスマホを眺めることを選択したのもまた同じ自分です。人や環境のせいにする、他責思考ではなく原因自分論で少しずつ積み上げていくしかありません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
会社員が司法試験を目指すことにはメリットもデメリットもあります。
そもそも合格しいない身分で書くことではないのかもしれませんが、「受験生」という立場で書くことができるのもまた今のうちだと思いメリデメ5選ずつを紹介しました。
これから司法試験を目指してみる!という方に何か参考になると嬉しいです。司法試験に限らず難関資格に挑戦する方にも読んでもらえると嬉しいです!
ここまで読んでいただきありがとうございました!挑戦の毎日を!